書誌情報
著者・訳者:フランク・ビバ 作/まえじま みちこ 訳
版型・ページ数:B4変型判・上製・38ページ
発行年:2016年06月11日
内容
MoMA(モマ)発! 子どもの創造力を育む絵本第二弾。
今回は映画作りに夢中の、個性的な女の子が主人公です。
シャーロットは、両親とねこのスマッジといっしょにニューヨークに住んでいます。
シャーロットは映画をつくるのが好きで、カメラのレンズを通して、
ほかの子どもたちとはちがうふうに世界を見ています。
そんなシャーロットでも、ときどき落ちこんでしまうことがあります。
でも、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でスカーレットという女の人に出会い、
いろいろなことが変わってきました…!
好きなことを貫きとおす強さや、ものをつくるときのわくわくする気持ちを、
子どもへ伝えたい方へぴったりの1冊です。
創造の楽しさを味わえる、MoMA発の絵本。
ここからかわいいシャーロットに会えます!
作
フランク・ビバ(Frank Viva)
イラストレーター、デザイナー。過去2年間に10回、『ニューヨーカー』誌のカバー・アーティスト。
入賞してベストセラーになった3冊の子ども向け絵本を出版している。
その中の1冊、『Along a Long Road(「ながいながいみち」/バナナブックス) 』は、『ニューヨーク・タイムズ』の「2011年 子ども向け絵本ベスト10」にも選ばれた。また、ブランディングとデザイン代理店 Viva&Co.の設立者として精力的に活動。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)やポール・スミスなどに提供するプロダクトをデザインし、制作するウィグビー社の創設者の1人でもある。
自転車と電車やバスなどの公共の輸送機関を愛好。現在、家族とともにカナダのトロントに在住。
訳
前島美知子(Michiko Maejima)
慶應義塾大学大学院(修士)終了後、2005年にパリに渡り、建築史の研究を続ける。
そのかたわら、ワインやモード業界での通訳や翻訳を手がけ、フランス文化と世界の関係について新たな視座を開拓中。
訳書に『ぼくは建築家 ヤング・フランク』『パリの街並みと暮らし』(以上、西村書店)など。
現在、フランス国立科学研究センター(CNRS)建築・都市・都市計画・環境研究室(LAVUE)研究員。
学術博士(日本、フランス)。