書誌情報
著者・訳者:ビンバ・ランドマン 文・絵/鹿島 茂 訳
版型・ページ数:B4変型判・上製・38ページ
発行年:2014年12月22日
内容
ぼくを自由にしてくれるのは、空を飛び、小説を書くことだった。
子どもの頃から空にあこがれていたサン=テグジュペリ。
念願の飛行士になった彼は、その一方で、書くことの喜びを知ります。
戦争がはじまり、飛ぶことができない日々が続くなかで、名作『星の王子さま』は書かれたのです。
サン=テグジュペリの激動の生涯を描くアート絵本。
「アートな絵本シリーズ」第9弾。
文・絵
ビンバ・ランドマン
1968年生まれ。ミラノ、ブレア美術アカデミー卒業。
『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』で、第6回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。
ほかに『天才レオナルド・ダ・ヴィンチと少年ジャコモ』、『シャガール わたしが画家になったわけ』、『ラファエロ 天使に愛された画家』、『ミケランジェロ 石に命をふきこんだ天才』(いずれも小社刊)。その作品は世界各国で翻訳され、多くの賞を受けている。
訳
鹿島茂
1949年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。
専門である19世紀フランス文学、社会に加え、古今東西の書物や風俗に造詣が深い。
現在、明治大学国際日本学部教授。多くの翻訳書、著書を編んでいる。
『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)では、1996年第12回講談社エッセイ賞を受賞。
『職業別 パリ風俗』(白水社)では、読売文学賞を受賞。
近著に『悪女入門』(講談社)、『鹿島茂の書評大全』(毎日新聞社)、『モンフォーコンの鼠』(文藝春秋)ほか多数。