書誌情報
著者・訳者:モーリーン・サワ 文 ビル・スレイヴィン 絵 宮木陽子/小谷正子 訳
版型・ページ数:B5判・上製・72ページ
発行年:2010年12月25日
内容
知の集積と発信、共有の拠点として、
守り継がれ進化しつづける図書館の歴史を、イラストでわかりやすく紹介!
人びとは5000年以上もまえから、身のまわりのことがらについて、
さまざまなかたちで記録を残し書きとめてきました。
やわらかい粘土に記号や符号を彫る。石に文字を刻む。紙とペンを使う。
時代や環境によって、その方法はさまざまですが、
覚書やアイデア、思想、物語など、後世に残すべきものとして人びとは記録してきたのです。
そして、その記録を保管し、分類する方法を考えだし、
他の人がたやすく利用できるようにしたり、後の世の人々のために保存したりすることが、
同じくらい大昔からおこなわれてきました。これが図書館のはじまりです。
紀元前4世紀にできたエジプトの図書館や、
ラクダによる書物の運搬から移動図書館が生まれた歴史から、
インターネットの時代をむかえ、電子図書館が生まれている現代まで。
変遷する本と図書館の歴史をイラストでわかりやすく紹介した1冊です。